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郷土の文化を学ぶ

11月10日、「みるみる宮古!体験めぐり(主催:宮古市教育委員会文化課)」に課外学習として参加してきました。
バスに乗って北上山地民俗資料館、新里生涯学習センターなどの施設を巡り、宮古市の歴史や文化に触れ、学ぶとても貴重な機会となりました。

最初に訪れたのは宮古市川井地区(旧川井村)にある「北上山地民俗資料館」。同施設は1994年11月にオープンした施設で、川井地域で暮らしてきた人々を支えてきたさまざまな民俗資料、およそ7500点が収蔵され、そのうち2500点が展示されています。また、宮古市内各地の有形民俗資料、国指定重要有形民俗文化財も所蔵されているとても素晴らしいところです。
展示されていた数々の民俗資料を通じて、豊かな自然環境の中で、私たちの祖先がその自然を敬いながら、たくましく生き抜いてきたということがとてもよく分かりました。また、人々の知恵や工夫がこめられた展示資料をとおして、先人たちの暮らしや仕事に対する情熱、生き方に触れ、学びを深めることができました。

最後に立ち寄った「宮古市新里生涯学習センター」では、宮古市新里地区ゆかりの偉人たちの歩みを知ることができました。特に興味深かったのは牧庵鞭牛和尚の展示コーナー。鞭牛和尚は、宝永7年に現在の宮古市和井内の農家に生まれた僧侶で、42歳から72歳で座禅往生するまでの約30年間、現在の宮古市と盛岡市をつなぐ国道106号の平津戸~蟇目間をはじめとした、総延長400キロメートルにおよぶ道路を開削したと伝えられる偉人です。宮古市では学校の授業でも学ぶ最も有名な郷土の偉人です。
鞭牛和尚が生きた南部藩時代には、3年に一度は凶作にみまわれてしました。その当時の宮古街道は、人馬の交通さえ困難で、毎年数多くの犠牲者も出す難道でした。鞭牛和尚は、そうした社会生活の障害をとり除くための道路工事に生涯をかけて取り組み、そこに住む人々に希望を与え、地域発展の基礎を作った先覚者です。
今回の見学を通して、改めてその功績の偉大さに感銘を受け、郷土の偉人を改めて知り、その生涯から多くのことを学ぶことができた、とても貴重な機会となりました。


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