12月21日、今年の締めくくりの体験活動は「紙すき体験」でした。
宮古で紙すき工房を営む栗橋さんに教えてもらいながら、初めての紙すきに挑戦。
宮古の手漉き和紙についての資料を栗橋さんが作ってきてくださり、
地元宮古、岩手の和紙の歴史を学ぶことができました。
学苑のある千徳地区にも和紙の材料となる楮(こうぞ)が自生しているとのこと。
また、紙漉きという地名が住んでいる地域に存在していたことを知った生徒もいて、
興味深く、栗橋さんの話を聞いていました。
説明の後、さっそく材料となる楮の皮をはがす作業や叩いてほぐす作業を体験。
そしていよいよ紙を漉く作業に。
漉く作業は、思った以上に身体全体を使う工程。
きれいに漉くのは、なかなか大変でした。
昔のひとは、こうして1枚1枚、紙を手作りしていたと思うと、
資源の大切さがあらためて実感できた貴重な体験となりました。